名前実印

男性の実印を下の名前で作るのはアリ?

男性の実印を下の名前で作るのはアリ? はじめに

女性の場合は、お名前のみで実印を登録した方が良いなどのアドバイスを受けることがありますよね。
実際に当店でも、未婚の女性に選択肢の一つとしておすすめもしています。
しかし男性となると、下のお名前のみで実印を作ったという人はあまり聞かないかもしれません。

手続き的には、男性・女性に関わらず下の名前のみで印鑑登録できます。

印鑑登録には、住民票に記載されている氏名のうちの全部か一部分が彫刻されていればOKです。
下の名前のみでも実印として登録ができます。

条例なので、市区町村によって多少の違いはありますが、
ほとんどの自治体で「下の名前のみ」で登録できると考えて問題はないと思います。

名前のみのメリット

お名前のみで彫刻をするメリットと以下のようなことが考えられます。

①姓が変わっても使い続けられる

②お名前のみで作っている方が少ないので個性的
みんなと同じが嫌な方は良いかもしれません。

③多少ですが、お値段が安くなります。
フルネームですと基本四文字想定で価格を決めています。
お名前だけにすると文字数が減るので「銀行印」の扱いになって、わずかですが、節約になります。
※当店ではフルネームを「実印」、姓か名のどちらかを「銀行印」と扱っている関係ですが、あくまで商品のカテゴリーです。
銀行印のカテゴリーでも「実印」としてお使いいただいて問題はありません。

④家族でどの印鑑が自分のものか分からなくなる心配がありません。

お名前のみで作るときのポイント

お名前のみで彫刻をするときポイントとしては、以下が挙げられます。

①16.5ミリなどの実印の推奨サイズにすると、大きすぎると感じるかもしれません。
16.5ミリはフルネームで四文字入れた時に、少し大きいと感じるサイズです。
文字数が減ると、思っているよりも大きいな〜と感じるかもしれません。
逆に言うと大きめで立派な印鑑が欲しい方は狙い通りになる可能性が高いとも言えます。

②お名前の画数が少ない方は、書体にもよりますがシンプルになりすぎるかもしれません。
心配な方は八方篆書(印相体)にしていただくとよりアレンジが効きますので、ご検討ください。

まとめ

男性でお名前のみの実印を作ることは一般的ではありませんが、決しておかしいわけではありません。
機能性を考えると苗字よりもセキュリティー面では優れています。
作成する際に選択肢の一つとして考えていただければと思います。

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