印鑑の保証について

「印面の破損・摩耗などで捺印ができなった場合に無料で彫り直し」というサービスをしている印章店がありますが、私は色々な意味で疑問を持ってしまいます。

一番の疑問は、1つ目は同じ印影で彫れるのか?ということです。実は印材は、コンマ数ミリ程度で大きさが微妙に異なります。また、正円ではなかったりするので、全く同じ印影を作ることはほぼ不可能です。人の目にはわからない程度にすることを保証しているのでしょうか?

さらには、同じ印影で彫れるとしたら、印影を保存しているのか?ということです。どこの誰さまの印影として保存していたら、情報漏洩などで流出したらどのように責任を取るのですかね?そもそも作成依頼をしたハンコ屋が、印影を持っているって嫌じゃないですか??そこまで信用しているなら良いのですが。。。次に、保存をしていなくて保証するということは、改めて製作するということです。その場合、お客さまに改めて印鑑登録をしていただく必要が出てきます。それを保証というのは、どうかなと感じてしまいます。ハンコ屋の中には、これまで使用していた印材を使って彫り直すとHPに記載しているのですが、柘や水牛などは長年の使用で彫り直しをするには、朱肉を吸っているので耐久性が落ちている、乾燥度合いなどを考慮すると適切ではありません。理由としてはひび割れなどが発生するからです。

当店では実施していないサービスなので、あれこれ言っても意味がないとは思いますが、本当に必要なのかと疑問を持ってしまします。