五文字レイアウト

印鑑五文字のレイアウト

はじめに

フルネームで五文字のお名前を持つ方って結構多くいらっしゃいます。
苗字が二文字に名前が三文字。
苗字が三文字で名前が二文字。
多くの場合は、上記の文字数の組み合わせです。
珍しいところを言うと「勅使河原」「小比類巻」のように四文字の苗字をお持ちの方もいらっしゃいます。
天章堂では実際にどのようにレイアウトをするのか?
結構気になる方が多いようなので、今回は印鑑五文字レイアウトについて解説します。

基本的なレイアウト

基本的なレイアウトは五文字彫刻(実印)の場合、基本タテ二行となります。
下に表示した見本のように二文字+三文字または、三文字+二文字でレイアウトさせていただきます。
苗字で一行・お名前で一行のレイアウトが基本です。
藤原流篆書は三行で表現するケースがあります。
下の見本にある「小泉純一郎」「宮本賢太郎」「福田恵美子」はいずれも藤原流篆書です。
この場合は「郎」「子」を縦長に表現して三行目に入れます。
理由はその方が格好が良いと思うからです。
藤原流篆書はレトロさが売りなので、このような表現を用います。

小泉純一郎宮本賢太郎 福田恵美子 藤原栄一郎 篆書 藤原栄一郎 八方篆書 藤原栄一郎 古印体

苗字四文字の時は?

悩ましいですね笑
例えば「勅使河原 誠」(てしがわら  まこと)さんと言う方がいたら、

一行目:勅使河原
二行目:誠

とは入れません。
理由は苗字が四文字で縦幅を削るのですが、お名前が一文字で縦長になります。
この場合はとてもバランスが悪いので、改行を苗字と名前の間にすることは諦めてもらった方が良いです。
法人の角印でも言えることなのですが、そこはデザイン重視でお考えください。
法人印の印・之印について ←印・之印を入れることはできませんが、改行について説明させてもらっていますので参考までに!

迷った時はご相談ください

お作りする前に疑問に思ったり、ご要望などがあったらご相談の電話(メールも可能)をいただくのがベストです!!
画数にバラつきがある場合は、八方篆書がおすすめです。
一生ものにする印鑑です。
後悔のないように、さらには愛着も持っていただくのが一番です。
遠慮せずにお気軽にご相談くださいませ。

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